公園での出来事

ご無沙汰しております。

石井です。

今日は先日公園で休憩でしてる時のお話し
自転車ママ軍団と4.5才位の幼稚園の服を着た大量の子供たちと遭遇しました。

僕は少し離れたところで、たまに子供たちを見ながら微笑ましく過ごしていました。

子供たちは4.5人いて結構アグレッシブに滑り台やブランコで遊んでいました。
10分位ボーッとしていると、急に

『ドン！』

と音がしました。

子供の一人が滑り台の上から転落したのです。

公園にある遊具ということもありますが
それにしても園児からすれば自分の背の三倍程の高さから落ちたのです。

子供は大人と比べ圧倒的に頭が重いので咄嗟に
『頭から落ちた！』と僕は思いました。

園児は案の定頭から落ちており、こめかみの辺りを抑えながら周りが震えあがる程に泣いています。

お母さん達も駆け寄り子供を抱き抱えていました。
僕も心配になって近くまで見に行きました。
お母さんは頭を触り、血が出てないか確認したりしています。
血は出てなかったのですが、子供は泣くばかりでした。

そこで僕は『ドン！』と音がした次の瞬間から疑問に思っていたことが更に強くよぎりました。

『救急車は？』

と、、、

全員特に救急車を呼ぶ様子も無く、
『大丈夫？』
『血は出てないみたいね』
みたいなことを言っています。

僕も医学に関しては素人なので断言できる訳ではありませんが、それでもわかること、それは

頭の怪我は怖いということ
それと
あれだけの衝撃で血が出ないということは内出血の可能性がある
ということでした。

更に『起こす』という行為も実に危険です。
頭に傷を負った時は触らないが正解だと僅かな知識ではあるが記憶しています。

30秒位様子を見ましたが、一向に救急車を呼ぶ気配が無いので

『救急車呼びましょうか？』

と、僕は言いました。

目に見えないだけで事態は深刻な可能性があり、万全を期すに越したことが無いというのがその時の僕の正直な気持ちです。

しかし、却って来た言葉はあまりにも残念な言葉でした。

『すいませんー大丈夫ですー』

は？
何が大丈夫なんだ？
頭打ってるんやで？
お前自転車やん？
まさか揺れる自転車に積んで病院行くつもりか？
まさか格好つけてるんじゃないやろな？


色んな思いが錯綜しましたが、
そう言われてしまった以上
僕としてはもうどうすることもできませんでした。

そうですか、と、一言を言い僕はそのまま公園を後にしました。

時間が経った今でも悔やまれます。
もう一歩勇気を出して誰にも恥じらうことなく行動すれば事の重要性をそのお母さんに伝えることが出来たんじゃないか？

と

今回まざまざと思ったのは子供の命は親が預かっている。
だけでなく
親の挙手投足でも子供の命は多いに左右されるということです。

その後どうなったかはわかりませんが

こんな話しがありました。

程度に心に留めておいていただけたら幸いです。